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2020年度通常総会議事録

2020年度通常総会

 

2020年2月5日(水)午後2時20分からホテル日航高知旭ロイヤルにおいて213名(うち委任状113名)の出席を得て2020年度通常総会が開催された。

冒頭、小川雅弘代表幹事から2020年度の方針(後段に掲載)に基づき開会挨拶を行った。

 

引続き、小川雅弘代表幹事が議長となって議事が進められた。今回付議された議案は、次のとおりで、いずれも満場一致で承認され総会は滞りなく終了した。

第1号議案 2019年度事業報告
第2号議案 2019年度収支決算
同上監査報告
第3号議案  役員の選任
第4号議案  2020年度事業計画
第5号議案      2020年度収支予算
第6号議案  2020年全国経済同友会セミナーの開催要領と特別会計について

 

続いて、弥勒美彦代表幹事の退任挨拶、佐竹新市新代表幹事の就任挨拶の後、高知工科大学経済・マネジメント学群准教授、フューチャー・デザイン研究所の中川善典氏による「新たな高知県10年ビジョンとフューチャー・デザイン」と題した記念講演が行われた。

 

最後に、会場を隣の部屋に移し、佐竹新市新代表幹事からの開宴挨拶の後、濵田省司高知県知事、岡﨑誠也高知市長から祝辞をいただき、古谷純代高知商工会議所副会頭の乾杯音頭で懇親パーティーが開宴。来賓客ならびに会員相互の懇親を深め、髙野一郎副代表幹事の中締めで盛会裏に終了した。

 

2020年度の方針
代表幹事 小川 雅弘
代表幹事 佐竹 新市

2020年は、東京オリンピック開催とともに、第33回全国経済同友会セミナー(高知大会)が開催されます。総合テーマは、「幸せの国創りは土佐の山間より~持続可能な日本を目指して~」です。2020年4月15日の桂浜での前夜祭をかわきりに、4月16日、17日高知県民文化ホール、ザクラウンパレス新阪急ホテル高知、三翠園を会場にて開催します。基調講演を伊那食品工業㈱最高顧問の塚越寛氏による「手段と目的をはき違えない」をテーマに、お話をいただき、引き続き第1分科会を土佐経済同友会として担当させて頂きます。「資本主義の、その先へ“しあわせ”という新しい価値観が世界をリードする」として、堀見和道氏(佐川町町長)、横田英毅氏(ネッツトヨタ南国)、土井健司氏(大阪大学大学院)、西條辰義氏(高知工科大学)の4人のパネラーにお話をしていただきます。17日は特別講演を、奥田瑛二氏(俳優)、安藤桃子氏(映画監督)に高知のしあわせについてお話いただきます。
是非、会員の皆さんにご参画いただき、全国から高知に来られる約1,000名の同友会の同胞をお迎えしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
今回の総合テーマであります「幸せの国創りは土佐の山間より」は、「自由は土佐の山間より」の言葉のように明治時代の自由民権運動が、土佐の人々が呼びかけ、全国に広がり、わが国における市民社会の形成と経済の発展に寄与したように、土佐経済同友会が提唱し始まった高知県独自の幸福度指標GKH(Gross Kochi Happiness)を全国・全世界に広げ、持続可能な日本形成の精神的支柱創りを発信します。
また、GKH特別委員会として第4回目のアンケート調査を行い、4,078人の皆さんに回答を頂きました。高知家の県民会議の受け皿として、「しあわせ推進会議」の設立を働きかけ、2019年10月3日に約70団体・企業・個人の加盟をいただき、「しあわせ」を推進する横断的な団体を組織することができました。ご参加、ご協力ありがとうございました。
2020年度は、2011年度に提言させていただいた「高知県の10年ビジョン」の改訂を2021年度に控え、新たな手法である「フューチャー・デザイン」を高知工科大学西條辰義先生のご指導のもと、じっくりと新たな「高知県の10年ビジョン」を考察していきたいと思います。
その他にも「土佐の文化継承人材の育成支援」や「高知県と(公社)経済同友会・土佐経済同友会との三者協働プロジェクトの推進として「木材利用推進全国会議」への参画、「2025大阪・関西万博で四国遍路を発信し国内外の方にアピールし交流人口の増加を図る活動」などを進めていきたいと思います。
最後になりますが、同友会活動の原点は、委員会活動です。積極的に参加いただき企業・個人の「しあわせの増進」に結び付けていただければ幸いです。今年は、大変忙しい一年になると思われますが、ご指導、ご支援を頂き、全国セミナーの成功と会員各位のご健勝を祈念し2020年度の方針とさせていただきます。よろしくお願いします。

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