2023年度通常総会
2023年2月2日(木)午後2時30分から城西館において198名(うち委任状105名)の出席を得て2023年度通常総会が開催された。
冒頭、佐竹新市代表幹事から2023年度の方針(後段に掲載)に基づき開会挨拶を行った。
引続き、佐竹新市代表幹事が議長となって議事が進められた。今回付議された議案は、次のとおりで、いずれも満場一致で承認され総会は滞りなく終了した。
第1号議案 2022年度事業報告
第2号議案 2022年度収支決算
同上監査報告
第3号議案 2023年度事業計画
第4号議案 2023年度収支予算
2023年度の方針
代表幹事 佐竹 新市
代表幹事 横山 敬
予想外に長引いた新型コロナウイルスの社会への影響は、米国の景気後退や世界経済の減速が予想される中で、日本国内でも我々の生活において物価高による消費の下振れ等の影響が予測される。世界各国においてはすでにコロナを意識しない社会経済活動が浸透しており、国内においてもウィズコロナ社会へ向かい、その速度がより加速すると見込まれる。高知県においてはコロナ収束後の将来への様々な課題解決に向けて、産官学民がより強固に連携をして取り組みの強化をはかる必要がある。
土佐経済同友会で新たに策定した10年ビジョンの中でも『【ヒト】、【自然環境】、【経済】の三位一体の循環・共存により、人々が当地ならではの幸福実感を享受・向上できる社会を実現する』とトータルビジョンで謳っている。そして2、3年ごとに見直しを図るアクションプランについても、デジタル化や関西戦略、人材育成、カーボンニュートラル、スポーツ振興と直近で解決すべき具体的なテーマを掲げている。
経済同友会の櫻田謙悟代表幹事は、この国において全ての個人である生活者が、主体的に「選択」と「行動」を通じて、「豊かさ」や「Happiness」等の価値を作り出す『生活者共創社会』を目指すと発信している。土佐経済同友会においては、10年以上にわたって取り組んできたGKH(Gross Kochi Hapiness)の考えかたに社会が追いついてきた今こそ改めて根底に意識し、より幅の広い地域社会の課題解決のために世代を超えて活発な議論を促進していく。
以上