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第一次産業活性化委員会 仁淀川町視察

3月の委員会例会は「仁淀川町の豊かな資源を活かし地域に貢献する仁淀川町の産業を学ぶ」と題し、仁淀川町の新庁舎、池川木材工業(有)、(株)フードプランを視察させていただきました。

(1)仁淀川町新庁舎
片岡副町長に昨年末完成した仁淀川町新庁舎を案内していただきました。
新庁舎は、鉄筋コンクリートと鉄骨、木造による3階建て。免震構造で災害時には防災拠点となる機能を備えています。総工費は22億円、うち95%は合併特例債を利用しています。
正面玄関から多目的ホール、町民が利用する窓口カウンター、3階の議場などそれぞれに町産木材がふんだんに使われ、木の温かみと香り、そして随所に仁淀ブルーが配色され、そのコントラストが非常に印象的でした。
町長室、副町長室はガラス張りで、機能的に設計されており、町民との距離間も非常に近く感じられました。

 

 

(2)池川木材工業有限会社
池川木材工業は下駄屋さんを引き継ぎ、昭和53年に設立され、その後、生産、開発、販売を進め事業を拡大してきました。木の切り出しから製材、仕上げ、組み立て、加工まで一貫して行う会社は同業でも珍しいそうです。
主力の簀の子は国産トップシェアで大手量販店等に販売しています。その他、木質ペレットも製造し、地元木材を無駄なく使い、商品価値を高める事業を行っています。

一昨年にはCLTラミナの生産強化のため、町の補助を受け第4工場を設立しました。

CLTは強度が高く、寸法安定性、断熱性、遮音性、耐火性、軽量性の高さ、工期の速さがメリットで、全国的にも需要が高まり、2020年東京オリパラの施設にも採用されています。ここではCLTの原板を製造し、岡山の会社で合板を行っているそうです。

「中山間の自然と雇用を守り、山に還元し、社会に貢献する」を基本に事業を行っている大原社長は高知県の林業の現状や課題についても熱く語っていただきました。

 

(3)株式会社フードプラン
当委員会の森下委員長が経営する(株)フードプランが生産体制強化のため建設しこの度完成したカット野菜の新工場を見学させていただきました。

新工場は2月20日に完成し、従業員も現在90人となり、生産拡大に伴い取引会社も58社と大きく事業を拡大しています。主力のカット野菜の他、さしみのつまは四国のシェア60%です。

森下社長の3つのこだわりは、①国際基準の衛生、②次亜塩素を使わない(栄養価を保持)、③食のファッション性です。 新たに開発した高級野菜ソースはドレッシングとは違い、お肉にも魚にも使ってほしい新感覚のソースで、高級感にファッション性も加わり大ヒットが期待されます。
原野菜の価格高騰や物流の逆風も吹くなか、新工場の建設や新たな商品開発をご紹介いただき、森下社長の食に対する情熱が強く感じられました。

 

高知の中山間地から全国へ、両企業とも地元の資源を活かし、付加価値を付けた事業を行う、さらに町が地元企業をバックアップし一体となって地域の繁栄、活性化に取り組まれていることを実感しました。
視察後は山菜・川魚料理が自慢の「いち川」にて懇親、宿泊し、翌日はゴルフも行い親睦を深めました。

視察を快くお受けいただいた仁淀川町、池川木材工業(有)、(株)フードプランの皆様に心よりお礼申し上げます。

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